【レビュー】アトラス×ヴァニラウェアの神ゲー『十三機兵防衛圏』。PS4を持ってるなら絶対に買え

プラットフォーム：PlayStation4

ジャンル：ドラマチックアドベンチャー

発売日：2019年11月28日

価格：通常版8,980円(税抜)

神ゲーしか作れないゲームメーカー「ヴァニラウェア」制作、アトラス発売の『十三機兵防衛圏』。やっとクリアしました。単刀直入に言いますと最高です。今までプレイしてきたPS4のゲームソフトのなかで3本の指に入るほどの超傑作でした。

ジャンルは、昨今下火のアドベンチャーゲーム。ストーリーの合間にスパロボを優しくしたようなシミュレーションパートがあります。これはあくまでオマケのようで、難易度は低め。シミュレーションが苦手な方でも大丈夫です。

タイトルからも分かる通り、13人の主人公による群像劇。現在・過去・未来、さまざまな時代に襲来した謎の敵「怪獣」と戦うため、少年少女たちの物語が展開されます。

美しいグラフィックはさすがヴァニラウェア。実力派声優陣による演技も最高です。王道のロボットモノかと思いきや、どんどんとキナ臭い展開に…。SFとサスペンスが絡み合った、大作映画並みに作り込まれた壮大なストーリーとなっています。

開発に時間がかかっていたことから「キャラクターを減らして早く出してくれ」とアトラスが打診したところ、それを突っぱねたらしいヴァニラウェア。「ならもうちょっと待ってやるか」と引き下がったアトラスもナイス判断です。納期の関係で妥協していたら、ここまでの高評価にはならなかったでしょう。

僕はアドベンチャーゲームが大好きですが、ここまで完成された作品は早々ありません。発売前はニッチなジャンルだったので若干不安でしたが、はっきり言って杞憂でした。さすがヴァニラウェア。次に何を遊ぶか迷っている方はぜひプレイしてみてください。絶対に後悔はしませんよ。

『十三機兵防衛圏』プロモーションムービー#04（先着購入特典追加Ver.）

十三機兵防衛圏 通常版