【レビュー】カプコンの新作にして名作『深世海 Into the Depths』はいいぞ

プラットフォーム：Nintendo Switch

メーカー：カプコン

ジャンル：アドベンチャー / アクション

配信日：2020年3月26日

ダウンロード価格：1,990円(税込)

カプコンから、ニンテンドースイッチ向けソフトとしてリリースされたダウンロードソフト『深世海 Into the Depths』。カプコンは人気シリーズを食いつぶしたぐらいに、起死回生的にいつも名作を出してくるんですが、丁度このソフトがそれに当たります。

地表が氷に覆われ、人々が海中で暮らすことを余儀なくされた世界。
長い年月が経った今も
迫りくる氷は広がり、全ては朽ち果て続けている。

世界にたった一人生きている主人公。
崩壊が日常となってしまった日々を淡々と過ごす中、
偶然、未知の機械との出会いが訪れる。

その出会いは、広く深い「世海」への先導となる…

“世界はどうしてしまったのか？”
“同じように生き延びている人はいるのか？”
“「世海」の底 には何があるのか？”

広く深い「世海」で待っていた数々の疑問

この「世海」の謎を探るため、深い海の底を目指す。

様々な海洋生物、水圧、酸素残量、海に沈んだ「世海」の遺物…
海の美しさ、脅威の全てが、「世海」に残された最後の未開の地“深海”へと誘う。

プレイヤーは深海で生活する「潜海者」。何もしていないのに突如異変によって自宅が崩壊してしまった悲惨極まりない主人公は、誰かに誘われるようにより深い深い海へと潜っていきます。

ジャンルとしては横スクロール型のアクションゲーム。いわゆる、メトロイドヴァニア系ですね。セリフのないのが特徴で身振り手振りでストーリーが進行していきます。

深海にはところどころ遺跡があり、イラストから物語を読み取ります。想像力豊かなプレイヤーならば、脳内で一大スペクタクルが展開されるはず。フロム脳の方ならば最高に楽しめると思います。

一応、敵は出てきますが、正直そこまで強くはないです。セーブポイントもこまめにあるため、アクションが苦手という方でも詰むということはないでしょう。爽快さはあまり無いですが、不思議な深海の世界を舞台に、想像を膨らませながらじっくりとプレイしたい方におすすめです。

深世海 Into the Depths™ [Nintendo Direct mini 2020.3.26]

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